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チェンバロ演奏体験(報告) [イベント]

昨年開催したイベントの報告です。

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昨年の2月に、桃山台教室にてチェンバロ演奏体験のイベントを行いました。
ちょうど新型コロナの問題が大きくなりつつある時期でしたが、2日間に分け、少人数で感染防止に気を付けながらなんとかギリギリ開催できました。

チェンバロについての説明の後、自作のフレミッシュ二段鍵盤のチェンバロを中心に演奏体験を行いました。

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C.ペツォルト メヌエット ト長調を演奏(小3 都島教室)
もちろんアドヴァイスも行います。

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J.S.バッハ ゴールドベルク変奏曲よりアリアを演奏(高2 都島教室)
学校の試験と重なり参加を迷ったそうですが、ピアノで弾くときとの違いを体験できて参加して良かった!言っていました。

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J.S.バッハ イタリア協奏曲より3楽章を演奏(高1 桃山台教室)
この曲は二段鍵盤のチェンバロのために書かれています。
桃山台教室の生徒さんなので、イベント前のレッスンでもチェンバロでレッスンしていました。
他には、スピネットでW.バードのソールズベリー伯爵のパヴァーヌを演奏しました。

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W.A.モーツァルト ソナタ ヘ長調 K.13 第1楽章を演奏(中2 桃山台教室)
作曲の生徒さんです。ヴァイオリンを習っていますので、チェンバロとの演奏を体験してもらいました。
モーツァルトが8歳の頃に作曲したソナタで、フルートでも演奏できますし、チェロを加えて3人でも演奏できるとても可愛らしい作品です。

これらの他にも、G.F.ヘンデルのハープシコード組曲よりサラバンドや調子のよい鍛冶屋を演奏した人、アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳から小品を演奏した人、オーボエを演奏した人がいました。

チェンバロは繊細な楽器ですので、なかなか生徒さんに自由に弾いてもらうというわけにはいきませんが、とても大切な機会だと思いますので、いずれまた企画したいと思います。


※時々「チェンバロのレッスンをしていますか?」とお問い合わせをいただきますが、ピアノのレッスンの一部としてしか行っておりません。

桃山台教室には二段鍵盤のチェンバロと小型のチェンバロであるスピネットがありますが、個人的な演奏活動に使っている楽器です。
非常に繊細な楽器な上、ピアノと違って運搬して演奏会に使用します。
そのため、チェンバロ教室としてチェンバロのみのレッスンをすることはありません。

今回は楽器の調整を依頼する前ということで数年ぶりに当教室の小学生以上の生徒さん対象に行いました。
普段は、楽器の状態と使用スケジュールを考えながら、ピアノの弾き方を見て大丈夫と判断した生徒さんのみに時々レッスンで使用しています。

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